2009年11月29日日曜日

Dependency Structure Matrixによるソフトウェアアーキテクチャ解析

ソフトウェアエンジニアにとってソフトウェアの良し悪しを定量的に表現できたらどれほど良いだろうか。ソフトウェアメトリックスと呼ばれ、これまでにもさまざまな試みがなされているが、浸透しているとは言えない。ソフトウェア設計は、結局は属人的なものなのか? Lattixと呼ばれるDSM(Dependecy Structure Matrix)を用いた面白いツールがある。DSMはそもそも生産工程の依存性を表現するために開発されたツール(Design Structure Matrix)だが、これをソフトウェアにも応用しようとする試みだ。ただ、非常に高価なツールであることと、試使用期間が短いことが難点。ユーザ成功事例が多数あれば、購入に対する説得性も増すかもしれないが、そういうた様子もない。

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