2008年11月30日日曜日

Puppy Linux 4.0に移行

セキュリティや機能向上の面でバージョンアップが頻繁に行われるubuntuの派生、かつ、軽量という点でecoLinuxはそれなりに良かったのですが、どうもubuntuのバージョンアップに追随するのは簡単ではなさそうです。バージョンアップへの追随をあきらめて、軽量にフォーカスすると、ecoLinuxよりもPuppyのほうが軽量そうだということが最近わかってきました。

例によってDynabook 2550S(Celeron 366MHz) メモリ192MBにPuppy Linux 4.0をインストールしてみました。

LiveCDでの起動。唯一の問題は、PCMCIA LANカードの認識でしょうか。これまでコレガのLAPCCTXDを使ってましたが、認識されません。仕方なく、かなり古い3Comの3C589D-COMB0で対応。起動はすんなり、動作は驚くほど軽快。インターネットを調べていると、BuffaloのLPC-PCM-CLXも認識できるようなので、ハードディスクにPuppyをインストールしてから設定することにしました。

設定内容は/etc/pcmcia/configに
card "Buffalo LPC-PCM-CLX Fast Ethernet Card"
manfid 0xffff, 0x1090
bind "axnet_cs"
を追加。

さて、ハードディスクへのインストールですが、メニューからPuppyユニバーサルインストーラを起動します。そこで内蔵IDEへのインストールを指定します。最後にGrubをMBRにインストールし完了。起動後、先ほどのconfigを編集し、Buffaloのカードと交換して再起動。ところがカードが認識されません。ブートのメッセージを見ていると、どうもドライバがロードできていないようです。/lib/modulesの下にaxnet_cs.koがあるか調べてみました。ありません。どのディレクトリを調べてみてもない。

どうすればいいのか良くわからないので、再度、LiveCDでPuppyを起動。そして、axnet_cs.koを検索。発見! どうしてハードディスクインストールの時、コピーしてくれないんだ。Puppyをインストールしたハードディスクをマウントし、対応するディレクトリにコピーし、再び、ハードディスクからPuppyを起動。万事休す。

PCMCIAのLANドライバ以外も、サウンドドライバなど、はやりコピーしてくれないようなので、同じ方法でその後コピーを実行しました。