2008年3月8日土曜日

Sony mylo COM-2

Sonyからmylo COM-2という製品が発売されました。パソコンでも、携帯電話でも、PDAでもない、インターネット携帯端末と呼べるものです。
 パソコンとの違いは、小さく持ち運びが便利、機能も限定されており操作が簡単、そして起動が速いといったところでしょう。もちろん、小型のノートパソコンを使えば、同じようなことができるのでしょうけど、一般的には小型のノートパソコンになればなるほど価格も高めです。
 携帯電話との違いは、PCサイトブラウザ、通信は無線LAN、両手で入力できるキーボードといったところです。最近の携帯電話はPCサイトを見れるブラウザを搭載してますが、画面サイズが小さすぎるのと、パケット代が気になって事実上は使えません。一方、myloでは無線LANを使って通信するので、インターネット接続できる場所がブロードバンドルータとして無線LANを導入している家や公衆の無線LANサービスが提供されている場所に限定されるわけですが、家で使う分にはパケット代を気にする必要はありません。
 価格.comでは(仕方なく?)myloはパソコンのサブカテゴリであるPDAに入ってますが、Web側(ネットのあちら側)のサービスを利用する端末である、と考えると、従来のPDAとはコンセプトが異なると考えています。
 myloと比較される製品にiPod touchがあります。iPod touchの良い点はいろいろとあるでしょうけど、私にとってはブラウザの応答性が良い点です。使用頻度にしてもブラウザが大半を占めますし、応答性は重要です。逆に悪い点は、株価アプリケーションが日本株対応していない、パソコン(iTunes)が必要である、カット&ペーストできない、があります。特に、株価アプリケーションについては、日本の消費者をバカしていると感じます。ポッドキャストについては、jailbreakを使わない限り、パソコン(iTunes)が必要になります。私にはパソコンの必要性を理解できません。
 というわけで、日本メーカ発のインターネット携帯端末として、myloに期待したいですね。

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